地域観光の最前線ノート

地域の観光事業の最前線で事業に奮闘するブログです。

経営者になりたい人に読んでほしい話

だいぶご無沙汰してしまっていました。

 

そんな体たらくにも関わらず、アクセスが定期的にあるようで、ひさしぶりに確認すると、なんと延べ7412回!!も見てくださっているみたいです。

ありがたいですね…。

 

ひさしぶりですが、「経営者になりたい」と思っている人に、自分が経験したことを書いてみたいと思います。

いきなりですが、あのパナソニック創始者松下幸之助さんは書籍『道をひらく』の中の「岐路にたちつつ」というコラムの中でこんなことを言っています。

 

動物園の動物は、食べる不安は何もない。他の動物から危害を加えられる心配も何もない。(中略)

しかしそれで彼らは喜んでいるだろうか。その心はわからないけれども、それでも彼らが、身の危険にさらされながらも、果てしない原野をかけめぐっているときのしあわせを、時に心に浮かべているような気もするのである。(中略)

やはり次々と困難に直面し、右すべきか左すべきかの不安な岐路にたちつつも、あらゆる力を傾け、生命をかけてそれを切りぬけてゆくーそこにこそ人間としていちばん充実した張りのある生活があるともいえよう。

困難に心が弱くなったとき、こういうこともまた考えたい。

 

 一つの事業なり、会社なりを経営していく、というのは本当に困難の連続です。人が辞めていくこともあれば、事業の不振で現金が減っていき、経営者としての孤独の中で、なんとかかんとか生き抜く道を考えていかなければいけないこともあるでしょう。何でこんな苦労をしないといけないのだろう、と泣きたくなったことはどんな経営者でも経験があるのではないでしょうか。

 

そんなときに、先輩経営者の言葉は本当に響くものがあります。こういう偉大な先人も同じように悩んで、こういう言葉を残していってくれたんだな、と思うととても感慨深いものがあります。

 

自分は起業に至る前にこんな悩みを持っていました。

「もう少し、サラリーマンを続けていろんなノウハウを得てから辞めるか、それとも、すぐに起業・独立して経営者の道を歩み始めるか」。

 

そのときにある経営者からもらったアドバイスはこういうものでした。

「経営者とそれ以外は全く違う。経営者の経験は経営者以外では積めない。だから早ければ早いほどいい。」

 

そして、自分はそのアドバイスに従って、会社を辞め、起業しました。

今、このときのことを振り返ると、あのときのアドバイスは正しかったんだなぁ、と実感します。もし、あのタイミングで会社を辞めてなかったとしたら、今の自分はここまでの認識に至ることができたかな、と考えると、そう思うのです。

 

「経営者になりたい」そう思っている方がいたら、ぜひ一緒に苦労しましょうといいたいですねー。松下幸之助さんだって、稲盛和夫さんだって、みんな死ぬほど苦労してるんだから。

 

なんかいい話っぽくなったので、結局、アフィリエイトかよ、という感じで落としときます。^ ^ ということでまた、いつか。

 

道をひらく

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